金曜日, 3月 11, 2005

BDとApple

 BD(ブルーレイディスク)陣営にAppleが加わったことで各メディアは追い風になると発言しているが、それはちょっと違うような気がする。Appleは次期PowerMacでHDをサポートしたDVDを搭載してくる可能性があるが、それがそのままBDに勢いを付けるとは限らない。そんなに買いかぶってはいけないのだ。所詮Appleは小さなパソコン会社に過ぎない(本当にそう思っているかはご想像にお任せする)。より重要なのは松下がどこと組んだかなのである。松下は今回はBD陣営に最初から参加しているので、ここでAppleが加わるかどうかは大した問題ではない。もちろん、松下が主導してもパソコンの世界に影響を与えられないことはDVD-RAMが広がらなかったことで実証済みだが、今回の媒体はパソコン用ではない。つまり、SONYが開発したことよりも、松下が参加したことに意味があるのだ。今年のMacEXPOでSONYのBDが大きく取り上げられたが、昨年の夏には松下のHD VideoとFinal Cut Pro HDが大きく取り上げられていた。当時、SONYからはHDをフルサポートするビデオが出ていなかったことが原因(BDに焼くべきデータを作るビデオがSONYになかった)だった。だから、別にSONYに肩入れした訳ではないのだ。出井さんが辞めるから、参加を正式に表明したって...
それは、あるかもしれないな。

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