火曜日, 3月 08, 2005

出井さんが辞めた本当の理由

 これは、非常に穿った見方であるが出井さんがSONYを辞めざるおえなくなったのはAppleとの提携を蹴ったことことが原因ではないだろうか。昨年、アメリカにおいてSteve Jobsとのトップ会談が行われたが最終的に前向きな話はなく終わってしまった。恐らく、出井さんはAppleを売らないかと言うような馬鹿な話をしたのだろう。SONYにはAppleを自分たちよりも下だと思うような傲慢さがある(それが原因でやることなすこと失敗していたのに)。確かに企業規模としてはそうかも知れないが、メディア界に与える影響はJobsと出井さんでは比較にならない。あの、ディズニーのマイケル・アイズナーに対して”映画を知らない奴だ”と平気で言えるJobsをコントロールしようなんて百年早いのである。

 さて、出井さんがいなくなることが決まったSONYは矢継ぎ早に色々なことを始めようとしている。個人的意見としてPSPとiTunesの連携をしなければいけないとか、VAIO PocktやネットワークWalkmanはやめてPSP一本に絞った方が良いと発言してきたが強ちありえない状況でなくなってきた。というわけで、来年辺りには出井さんがCEOを追われたのはAppleと喧嘩すると言う戦略の失敗が原因だったなどと言われているかも知れない。

結論:マイケル・アイズナーは今期は首が繋がったが、今期ポカをやれば出井さんのように途中退場になるだろう。要するにJobsと喧嘩したらダメだと言うことである。

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