火曜日, 3月 08, 2005

SONYは変われるか

 昨日はSONYが変ると書いたが、久多良木を外したところを見るとまだ出井氏が院政を敷こうとしているような気がしないでもない。実績を上げられなかったのだから、きれいに身を引いてもらいたいものだ。取締役を外れるとはいえ久多良木はグループ役員としてゲーム部門を統括するのでいずれ復活してくるのだろうが、「新陣営は私と安藤さんで考えた」という出井の最後っ屁が今回の人事なのであろう。この辺は、純粋なアメリカの会社との違いなのだろう。Appleでクーデターが起きた時には、アメリオだけでなくそれまで裏で操っていたマークーラなどの取締役さえ一斉に解任されボードメンバーが一気に入れ替わってしまった。それを、日本の企業であるSONYに望むことはやはり無理だったのだろう。個人的な意見だけれども中谷巌は、社外取締役から外したらどうだろう。あいつは出井以下だと思うんだけど。

結論:詰め腹は切ったけれども久多良木を巻き添えにしたところをみると、SONYも本質は日本の企業なのだと実感した。

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