火曜日, 11月 22, 2005

iTMSがタワーレコードを抜いた

 Appleは楽曲の販売実績でついにタワーレコードを抜いてしまった。既に破産法を適用されているショップに勝ったからどうなのだと言われてしまえば、それまでなのだがそれでもAppleの上にいるのは、Amazonやウォールマートなどの大手小売店(アメリカ人はこう言った店で安売りされているCDを買うと言うことだ)だけで、専門店であるタワーレコードに勝ったと言うのは音楽専門店としてトップに立ったのである。つまりCD専門店はもう時代に取り残されてしまったということだ。

 日本は再販制度(CDはそうではないがレコードは価格統制されていた)のおかげで長い間レコード業界はぬるま湯の中に浸かってきたが、これからはそうはいかないことを肝に銘じなければいけないのだ。黙っていてもパッケージで売れるようなことはもう二度と無いのだから、ここは一つ勝馬に乗る転換点になるだろう。

結論:DVDが680円で売られる時代に、CDだけは別だと考えていたのでは生き残ることは出来ない。iTMSに対抗するにはCDを1枚600円くらいで売る無茶苦茶さが無ければいけない。もちろん、それで利益が出るかどうかは私に知ったことではないが...

0 件のコメント: