土曜日, 12月 31, 2005

Macintosh伝説〜第十九章〜

2003年−Panther誕生



Powerbookに12インチ、17インチが登場
発売されてから何年も経つ現在もDell辺りに盛んにコピーされているTitanium(他社さんはなんちゃって金属)からアルミ合金にモデルチェンジされたPowerbook。初期もDellの熱対策は十分でなかったため15インチ以上に熱くなる12インチに閉口しながらも、バリエーションが増えたことによってAppleの主力がノートに移るきっかけとなったシリーズの登場である。結局G5マシーンは登場することなくIntelへの移行が決まってしまったが、デザイン機能どれをとってもプロ用と言えるマシーンであった。最終の17インチモデルは画素数で20インチiMacと同様の表示領域になり、まさにスーパーノートブックであった。

iTunes Music Store開始
これも、iPodと同じで始まった時の反応は失敗するでした。待ち望んでいたのはMacユーザだけ。そりゃそうでしょう、Mac版しかなかったのですから。Windows版どころか、世界中で(日本はいつになる)サービスが始まっている現在では、誰もiTMSを無視することが出来ない状態。2億曲を売ったサイトは他にはありません。それもこれも、iTunesを使ってストアにアクセスする方式をとっているので、ダウンロードされたファイルの保管場所を気にする必要がなかったからです。使い易さは、ソフトの出来にかかっていると言う証拠です。

Panther登場
OSの機能以前に次はどのネコ科の動物になるのかと気になったのは私だけではないだろう(もちろん一般人には関係ないことなのだが)。Pantherの完成度はかなり高く今でもわずかながら使っている人がいるようだが。一部ネットワーク関連で問題を抱えていたことも確かである。iLifeなどのマルチメディアソフトが有料ソフト(わずかな金額だがただで入っているにこしたことは無い)になってしまったことだけが悔やまれる。

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