木曜日, 1月 20, 2005

音楽ネット配信、2億曲超す・2004年の欧米

 音楽ネット配信がついに年間2億曲を超した。これって、ほとんどがiTMSでの販売になるのではないだろうか。アメリカでは何年かぶりで、音楽業界の出荷額も伸びた。わずかな増加ではあるが、右肩下がりであったことを考えれば、Apple様々と言ったところじゃないだろうか。

 それに引き換え日本の状況はお寒い限りである。さすがに、CCCDは止めることになったが、未だにiTMSの日本進出を阻んでいることが、この業界のダメさ加減を叙述に映し出している。巷には、3月からiTMSジャパンが始まるとの観測記事が流れているが、出所が日経なので話半分に見た方がいいだろう(正直な話日経の経済記事くらいいい加減なものはない)。

 ただし、ここらで日本の音楽業界は腹をくくってサービス開始を後押ししなければいけない。ぐだぐだ言っていると、にっちもさっちも行かなくなった時に足元を見られかねないのだ。1曲100円、50万曲を目安にサービスを始めてもらうなら、期限は3月位かも知れない。私が、何度も言っているようにオンライン・ミュージック・ストアのメイン商品は死蔵している旧譜だと言うことに早く気付いて欲しい。業界全体が新譜で儲けようと言う間違ったビジネスモデルに捕らわれていることに気付いていないのだ。

 ちょっと聞きたいんだけど、MoRaのどこが網羅なの?

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