火曜日, 1月 04, 2005

今年のSan Francisco MacWorld EXPOの予想

 前回、夢物語を語らせて頂きました。今回のEXPOで、噂されている商品が一挙に出てくることがあるようだと、正夢になりそうなそんな気がする年初めです。

 今回間違いなく発表されるのは、OSX TigerとクロックアップされたPowerbook(1.7GHz以上だろう)、FlashメモリタイプのiPod、iLife05。
 前回からもう半年以上経っているPowerbookは、ここらで最後のG4モデルを出したいところである。
 2億曲を突破しデファクトを掴んだと言えるiTMSを、確実にデファクトにするにはFlashメモリ版も抑えない訳にはいかないはずだ。
 そして、ビデオ録画が出来ること(国内のメーカーさん本当に残念な一年でしたね)がメディア・パソコンの条件でないことを明らかにするiLife05を発表し、作ることの楽しさ、PCはクリエイトする道具(使ってナンボの世界です)であることを示すキーノート・スピーチになるであろう。

 その他にかなりの確度で出そうな物には、かねてから噂になっていたOfficeキラーとなりそうなiWorkがある。Wordの文章は既にテキストエディタによって読み込みと保存が可能になっていたが、AppleWorksは大きな変更も無いままのほったらかし、金を出してもらったマイクロソフトに対する遠慮はもういらないという訳ではないだろうが(*1 Jobsは、そんなふうに考える人間ではない)、ようやく日の目を見ることになりそうである。
 そして、ヘッドレスiMac(液晶なし、キーボード、マウス付のiBookとも言える)。これが、5万円台で売り出されたらPCユーザーの乗り換えはとんでもないペースになる可能性がある。
 iMacは欲しいけれど高い、eMacはでか過ぎる、iBookは良いけれど今時 XGAはない。となると、選択肢はプロシューマモデルになってしまうが、あの辺りを狙えるPCユーザーって根っからのオタクなのでMacには見向きもしないはず(これってとんでもない偏見です)。と言う訳で乗り換えユーザ用のマシーンがないのである。
 CPUはG5で無くて良いからブックエンドに挿して使える位の大きさのマシーンを出して欲しい。これが、出ればiPodサイズのMacが現実へと近づいてくる。

もう少し確度が低いけれども、ありえない話ではないのがiPhone(Motorolaとの共同開発の携帯電話)。
 iWorkもiPhoneも何年も前からAppleは商標登録を終えているもの。去年は、”iPodの年にする”と言う大きな目標があり、それを達成することが出来た(達成なんてもんじゃない、あのSONYのケツに火をつけたのだ)。というわけで、今年はMacの新しいディケード(10年間)を示す一年になりそうである。

*1:名実ともにMac用のキラーアプリを数多く作ってくれているAdobeのPremiereをFinalCut Proでたたき殺して、IEに引導を渡し、Logicでデジタル・オーディオソフト群を血祭りに上げている。ここで見えてくるのは、Mac版以外に軸足を移せば、仲間であっても叩きのめすと言うロジックだ。

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