水曜日, 1月 05, 2005

Macの価格改定の意味するもの

昨日、突然Powerbook以外のほぼ全商品の価格が値下げされた。これで、EXPOで新Powerbookが発表されることが確実になった。それと突然延期されたXsanの発売開始の理由もXserveの遅れに対応していたことが明らかになった訳だ。Appleはいつも製品の生産にテコズルな(生産が間に合わないような最新の部品を要求するからこうなるんだ)。
XserveとXsanがEXPO直前に発表されてしまったので、EXPOで発表されるマシーンやソフトはそれ以上にインパクトのある物だと言うことが明らかになった。価格改定されなかった商品にはiPodも含まれているので、やはり5GBのminiとフラッシュメモリタイプのiPod発表は当たりのようである。

アップル製のDTPソフト、アップル製のOfficeソフト、アップル製のマルチメディアソフトの発表もあるだろう。これらは、低迷期のAppleを支えたサードパーティー製のキラーアプリだっただけに恩を仇で返すような行為だが、悔しかったらウチよりも良い物を出せと言うのがAppleの考えなのだろう。
この中でハードにバンドルされると考えられるのは、マルチメディアソフト(iLife’05)と、Officeソフト(iWork’05 or AppleWorks 7)だろう。どちらもiLife'04、AppleWorks 6として既にバンドルの実績がある。この中で要注意なのがOfficeソフトである。噂通りに対Word(Document)や対Excel(Spreadseat)、対PowerPoint(Keynote2)のアプリが含まれていた場合、Macユーザーは誰もMS Officeを買わなくなってしまうのではないだろうか。オープンソースのNeoOfficeでも良いんだけどね。

それと、忘れていたのだけれどもQuicktime7も発表されるはず。HDが基準となりフルサイズのDVやDVD画像を標準で扱えるようになる。これで、地上波アナログ放送用のチューナを含んだパソコンが如何に意味のない近視眼な商品であるかを白日の下にさらすことになるのである。しばらく、手付かずのままのVRを何とかしてくれないかな。

1 件のコメント:

G4 Cube Everlasting さんのコメント...

IGGがiWorkの名称をiBizに変更しました。裏でAppleの力が働いたのは間違いありません。いよいよ、本当に登場ですね。