木曜日, 1月 13, 2005

馬鹿の遠吠え

 Creative TechnologyのCEOであるシム・ウォン・フー氏が、iPod shuffleに対するコメントで、5世代も古く最も安い中国製のプレイヤーよりも劣る商品だとけなしたらしい。 その理由がディスプレイもFMもないことらしい。 私の答えは、馬鹿も休み休み言えだ。 Jobsは、何もディスプレイがなければ困る人に買えとは言っていないし、FMが聞きたい人にお奨めと言っていない。 あんたらの商品にそういった機能が必要だったのは、そうしなければ他社との差別化が出来なかったからじゃないか。 操作法が難しいからディスプレイが必要だった訳で、操作がシンプルならばディスプレイは要らないのだ。

 ディスプレイがないと今かかっている曲の名前が解らないって?自分で入れた曲の題名が解らないと何か困るのか?わしには理解できん。 自分でiTunesに入れた曲(好きな曲じゃないの)が、ランダムに聞こえたら死ぬのか。希望通りの曲がかかるかどうか解らないFM聞いたら本当に死んじゃうぞ。

 勿論、shuffleにした理由の一つにディスプレイを省いたことがあるのは確かである(本当は、ディスプレイを省くためにshuffleを活用したのだろう。それくらいの原因と結果を歪曲することぐらい、Jobsならば朝飯前だ)。 そして、ディスプレイのないプレイヤーが過去にほとんど売れなかったことも間違いない。 だからってそれをAppleの商品に当てはめるのだけはやめてもらいたい。

 Appleの過去(Jobsのいない頃のことではない)を振り返って欲しい。 フロッピーを止めたiMacは売れないと言われた。 HDDのデジタル・プレイヤーは売れないと言われた。 結果は、世の中を変えた(但しAppleのと条件がつく。アップル以外は一体型は失敗したし、HDDプレイヤーも全然ダメだった)。 どちらにしろ、Creative Technologyの商品を買うような人を対象に考えられた商品でないことは確かなようである。

 Creative TechnologyのCEOであるシム・ウォン・フーさん、そんなこと言ってると本当に笑われるよ。

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